Tuesday, November 13, 2012

テキスタイルデザイン

ずっと手描きで作っていました。
1パターンを描いてコピーして切って糊で貼って、文字通りのコピーペースト。


幾何学的なものは息を止めてペンをスッと走らせます。

それはそれでなんとか出来ていたのですが
いろいろな理由からイラストレーターで仕事をすることにしました。

まず、
インドでスクリーンを作るとき
わたしの絵をベースにしてコンピュータで線を取り直します。
ということはAさんがするのか、Bさんがするのかで違いがでてきます。
そこそこ同じようなものではありますが細かいことをいいだすときりがないくらい。

そして制作中の問題。
手描きではほんの少しの変更など
とくに99%できあがったところでやはりこちらの方がなんて。。。
涙を飲むしかありません、時間の問題もありますしね。
それとベースカラーを色鉛筆で塗る作業、(1週間くらいかかることも)
同じものを何度も描く、(5つめ失敗したとか)
まっすぐの線を描く時、定規にインクが滲んだり。
そんなことが一気に解決しました。

コンピュータのある時代に生まれ育ったひとには解ってもらえないかも知れませんが
わたしはまず、手作業がなければクリエーションが成り立ちません。
イラストレーターを使うようになったとはいえ
今後も下準備は変わらず手描きで
そしていままでの経験をすべてコンピュータ上でしているようなものです。

今回はじめてイラストレーターで作ったプリントのサンプルがそろそろ上がってきます。
いままでと違いがあるのか、なかったりして。。。。
楽しみです。